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2009年12月21日

重言

古くから「馬から落馬」の様な、重言は戒められています(重言の語源自体が、「馬から落馬」によるものの様です)。
僕も気をつけてはいるのですが、ついつい

車を駐車する
眼下に見下ろす

なんてやってしまいたくなります。
プロの書いた文章でも

味方の僚機
過半数を超える
不快感を感じた

なんて文章を見た事がありますね。

世間で見られる重複表現の中には、「星の降る夜」や「元旦の朝」の様に故意に狙った技術的なものもあるとは思いますが(永六輔の「見上げてごらん夜の星を」も、特殊な状況下でなければ見上げぬ限り星は見えませんし、又夜にしか星は通常見えませんから、人によっては重言と見るのではないでしょうか?)、然うでなければ、なるべくなくしたい物です。
気にしすぎて、文章を崩す事は恐いのですけどね。

却説、とはいえ僕はそういう重言に対してわりと肝要なのですが、最近どうしても許せない重言を発見してしまいました。
それが

インチキ霊媒師

です。

インチキじゃない霊媒師がいるかよ、呆け!

という感じですね。
同様に、インチキじゃない占い師も存在しませんし、インチキじゃない超能力者もいません。
この様な重言こそが、霊媒師なるものの存在を認め、犯罪を助長する事にも繋がるのだと思います。

偖。昔読んだ漫画に、「女のおばさん」という重言を書いているギャグがありましたが、昨今では「男のおばさん」もいるようです。
注意したいですね。

********

ゲッサンで連載中の水滸伝ですが、青慈にも何か秘密がある様ですね。

記述者 strap : 2009年12月21日 06:36

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三国志群雄伝 火鳳燎原 The Ravages of Time

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いわずと知れた、三国志漫画の最高峰です。香港人の陳某氏が香港・台湾の雑誌で連載をしており、世界的な人気が有ります(これはその日本語翻訳版です)。
主人公は司馬懿と燎原火(趙雲)で、三国志物語を大胆なアレンジで描いているところが人気の少年漫画です。史実とは年齢が合わない等、大幅に改変された設定や追加されたキャラクターも沢山いますが、それが気にならない(というよりも、寧ろそこが良い)程面白い漫画だと思います。


三国志 全8巻セット (ちくま学芸文庫)

三国志 ちくまの全訳三国志の文庫版を、セットで売っています。
三国志」は、西晋の陳寿が記した歴史書で、三世紀(つまり三国志の時代に近い年代)に書かれた、正史のうちの一つです(正史は「二十四史」と言う様に、複数存在します。「後漢書」や「晋書」も正史の内の一つです)。この訳本では、裴松之という人によって付けられた注釈も、同時に収められています。
尚「正史」とは、「正しい歴史」という意味ではなく、「ある国家によって認められた歴史書」の事で、三国志は正史の中でも特に評価は高い部類に含まれます。紀伝体という記述方法で書かれており、三国志は本紀(皇帝の伝記と、その治世の記録の事)と列伝のみで書かれています。
主役とも言える曹操の事は、主に魏書の「武帝紀第一」という部分に書かれています。曹操の息子の曹丕が「文帝紀第二」、孫の曹叡が「明帝紀第三」、そしてそれに続く「三少帝紀第四」の四つの部分が、「本紀」の部分です。
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「魏志倭人伝」と俗にいう文章は、魏書(魏志)の「烏丸鮮卑東夷伝第三十」という場所に収められています。
三国志演義三国志演義で面白いのですが、そのモチーフとなった史実を知る為には、先ず三国志を読むのが良いと思います。
読み易い文庫版で、入門用に最適ですよ。


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