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2009年06月09日
中国ブーム? 本屋を巡ってみて
最近いきつけの本屋さんの語学の並びで、中国語のコーナーが拡張されていました。
中国語が、ちょっとしたブームなのでしょうか。
その中に、中国語で聴く三国志なんて本がありました。
ちなみに、タイトルは「三国志」ですが、中身は「三国志演義」なので要注意!
中国語、意外に人気なのかも知れません。
事実今は、三国志ブームが理由で、中国ブームではあると思います。然程興味の無い僕でも、TV等で中国の歴史に関する話題を全く聞かない週は珍しい位です。
矢張り、(中国ブームの要因である)三国志ブームが中国語ブームの遠因なのでしょうか?
そういえば、週刊少年ジャンプでは、水滸伝の連載が始まったみたいです(パラパラとめくったら、王進という名前が見えたので気付きました。読んでませんが)。
ネットで調べてみると、戴宗が主人公なんだとか。
燕青とかの方が人気でそうですけどね。
公式サイトで第一話が読める様です(専用ブラウザーをインストールする必要が有ると書いてあります。面倒臭いので、僕はパス)。
ちなみに僕が好きなのは、神機軍師朱武と、鎮三山黄信です。
黄信と言えば、ukiぺであに興味深い記述が。
又調べてみると、小学館の「ゲッサン」という雑誌でも、「月の蛇 水滸伝異聞」という水滸伝の漫画が連載スタートしたそうです。 →公式サイト
「三国志→中国ブーム→三国志には食傷気味」
という流れで水滸伝のブームが来るのでしょうか? 同時期に二誌で連載が開始された事は、非常に興味深い事です。
已下、タイトルとは無関係な書籍の話題
まだ本屋さんに並んではいない本ですが、The Otaku Encyclopedia: An Insiders Guide to the Subculture of Cool Japanというのも気になる本。
講談社から出る様ですね。
端正・格調高い文章を味わう 中島敦も気に成る本(というか、既に入手しました)。
以前中島敦の文体模写と文体。中島作品の文章の巧妙というエントリーで、「盈虚」という作品からの引用を書きましたが、この「盈虚」など、今まで全集にしか収められていなかった作品の幾つかが収録されています(青空文庫で読めますが、僕はモニターで読むのは苦手なので。長い文章を読むと、疲れてしまいます)。
次回のエントリーは、三国志に関する話題を予定しています。
たまにはね。
記述者 strap : 2009年06月09日 21:49
コメント
オススメ三国志
三国志群雄伝 火鳳燎原 The Ravages of Time
三国志群雄伝火鳳燎原三国志群雄伝火鳳燎原 2
三国志群雄伝火鳳燎原 3
三国志群雄伝火鳳燎原 4
三国志群雄伝火鳳燎原 5
三国志群雄伝火鳳燎原 6
三国志群雄伝火鳳燎原 7
三国志群雄伝火鳳燎原 8
三国志群雄伝火鳳燎原 9
いわずと知れた、三国志漫画の最高峰です。香港人の陳某氏が香港・台湾の雑誌で連載をしており、世界的な人気が有ります(これはその日本語翻訳版です)。
主人公は司馬懿と燎原火(趙雲)で、三国志物語を大胆なアレンジで描いているところが人気の少年漫画です。史実とは年齢が合わない等、大幅に改変された設定や追加されたキャラクターも沢山いますが、それが気にならない(というよりも、寧ろそこが良い)程面白い漫画だと思います。
三国志 全8巻セット (ちくま学芸文庫)
ちくまの全訳三国志の文庫版を、セットで売っています。「三国志」は、西晋の陳寿が記した歴史書で、三世紀(つまり三国志の時代に近い年代)に書かれた、正史のうちの一つです(正史は「二十四史」と言う様に、複数存在します。「後漢書」や「晋書」も正史の内の一つです)。この訳本では、裴松之という人によって付けられた注釈も、同時に収められています。
尚「正史」とは、「正しい歴史」という意味ではなく、「ある国家によって認められた歴史書」の事で、三国志は正史の中でも特に評価は高い部類に含まれます。紀伝体という記述方法で書かれており、三国志は本紀(皇帝の伝記と、その治世の記録の事)と列伝のみで書かれています。
主役とも言える曹操の事は、主に魏書の「武帝紀第一」という部分に書かれています。曹操の息子の曹丕が「文帝紀第二」、孫の曹叡が「明帝紀第三」、そしてそれに続く「三少帝紀第四」の四つの部分が、「本紀」の部分です。
三国志演義の主役である劉備は、蜀書の「先主伝第二」、諸葛亮は「諸葛亮伝第五」、関羽や張飛は「関張馬黄趙伝第六」という列伝部分に納められています。
「魏志倭人伝」と俗にいう文章は、魏書(魏志)の「烏丸鮮卑東夷伝第三十」という場所に収められています。
三国志演義は三国志演義で面白いのですが、そのモチーフとなった史実を知る為には、先ず三国志を読むのが良いと思います。
読み易い文庫版で、入門用に最適ですよ。