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2008年10月05日

葦編三絶

僕は「ベイビー・オブ・マコン」という映画に強い影響を受けたが、実は一度しか観賞した事はない。映画のタイトルも、先日まで失念していた位だ。今後も見る事はないだろう。
さて、これとは対照的に、「荒野の七人」という映画はもう延べ300回以上見ているだろう。大学生の頃は週に二回は見ていたし、今も二月に一度程度の頻度ではDVD(若しくはビデオ)で見ている。
この傾向は、読書でも同じらしい。

僕は世間の多くの人より読書に費やす時間は多い……と自認しているが、実は読んでいる本の冊数は驚く程少ない。文学は読む本の半分に満たない(一時は殆ど読まなかった)し、人並みでしかないだろう。


人に進められてある人気作家(と言っても当時は未だデビューして数年の新人で、冊数は少なかった)の本を図書館で読み、面白く思った僕は、結局はその作家の本を全て購入してしまった。しかし特に気に入った訳でも無かったので、セコハン、それも100円の汚れた本を(新書で)購入する事で満足した(二年位掛けて集まった物だが)。ただ一冊を除いて(尚、新刊は早く読みたいので、出たら直ぐに新刊の新書で買っています)。

アマゾンのインタビュー

渡辺: たとえば新古書店で買った場合と新刊書店で買った場合で、その人にとっての読書の価値は全く違うものになると思うんですよ。コンテンツというかデータとしての本の中身、以外のものが読者の脳内に大きく作用してるってことをはっきり感じるんですが、どうでしょう。
というのを見て解かったのだが、僕もどうやらそう考えているふしがあるらしい。
その(僕が傑作だと思う)一冊だけは、どうしてもセコハンで買う気にはなれなかった。
否。
図書館の本を読み終わった当日に、僕は本屋に向かったのだ。

先日母親と本棚の整理をしていて、僕が1000円以上する本を100円で買った事を話した。
ああ、汚れた本だねと母は言ったが、一冊を指し、「これは特に汚れている」と言う。
それは僕がセコハンでは無く本屋で買った本だった。
他の本は5~6回しか読んでいないのに、その本だけは何回読んだか知れない。

僕の読書は、こんな感じである。

記述者 strap : 2008年10月05日 13:25

コメント

オススメ三国志

三国志群雄伝 火鳳燎原 The Ravages of Time

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三国志群雄伝火鳳燎原 8
三国志群雄伝火鳳燎原 9

いわずと知れた、三国志漫画の最高峰です。香港人の陳某氏が香港・台湾の雑誌で連載をしており、世界的な人気が有ります(これはその日本語翻訳版です)。
主人公は司馬懿と燎原火(趙雲)で、三国志物語を大胆なアレンジで描いているところが人気の少年漫画です。史実とは年齢が合わない等、大幅に改変された設定や追加されたキャラクターも沢山いますが、それが気にならない(というよりも、寧ろそこが良い)程面白い漫画だと思います。


三国志 全8巻セット (ちくま学芸文庫)

三国志 ちくまの全訳三国志の文庫版を、セットで売っています。
三国志」は、西晋の陳寿が記した歴史書で、三世紀(つまり三国志の時代に近い年代)に書かれた、正史のうちの一つです(正史は「二十四史」と言う様に、複数存在します。「後漢書」や「晋書」も正史の内の一つです)。この訳本では、裴松之という人によって付けられた注釈も、同時に収められています。
尚「正史」とは、「正しい歴史」という意味ではなく、「ある国家によって認められた歴史書」の事で、三国志は正史の中でも特に評価は高い部類に含まれます。紀伝体という記述方法で書かれており、三国志は本紀(皇帝の伝記と、その治世の記録の事)と列伝のみで書かれています。
主役とも言える曹操の事は、主に魏書の「武帝紀第一」という部分に書かれています。曹操の息子の曹丕が「文帝紀第二」、孫の曹叡が「明帝紀第三」、そしてそれに続く「三少帝紀第四」の四つの部分が、「本紀」の部分です。
三国志演義の主役である劉備は、蜀書の「先主伝第二」、諸葛亮は「諸葛亮伝第五」、関羽や張飛は「関張馬黄趙伝第六」という列伝部分に納められています。
「魏志倭人伝」と俗にいう文章は、魏書(魏志)の「烏丸鮮卑東夷伝第三十」という場所に収められています。
三国志演義三国志演義で面白いのですが、そのモチーフとなった史実を知る為には、先ず三国志を読むのが良いと思います。
読み易い文庫版で、入門用に最適ですよ。


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