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2008年10月08日

「講談社BOX新人賞“流水大賞”」を目指すブログ

「講談社BOX新人賞“流水大賞”」を目指すブログというサイトを知人が始めた。自己診断用チェックシートに出てくる彼だ。名を森アーティ君という。
中高生向けに書くという作品を仕上げた後は、講談社BOXの新人賞、講談社BOX新人賞“流水大賞”を目指すという。
受賞目指して頑張って欲しい。


今日彼の文章を少し直した。
これは一種の才能だと思う。

(例題1)
 校舎の玄関口から出て、校門へと芸が無いくらい一直線に続いている桜の並木道に足を向けた頃には、西の空に瞼が痛くなるくなりそうな程の傍らに並ぶ並木の枝が大きくカーブを描いて、校舎から校門までの距離に立ち並ぶ桜の木は、青々とした葉が生い茂る。

(例題2)
 (ヒロイン)は、その声にふと立ち止まる。立ち止まり、歩みを止めた。

(例題3)
 まるで、物理的な視覚には見えないものを観ているかのように。

(例題4)
 空を染める、紅い影と目前を彩る、緑の風景を瞼に焼き付けながら背後から、ふいに人を喰ったような声が響く。

こんな感じだ(汗) 意味を理解する事から難しい。
因みに(例題1)は苦し紛れに

 校舎の玄関口から出ると、校門へと芸が無いくらい一直線に続く桜の並木道。もっとも桜は、青々とした葉が生い茂る、季節外れの味気無さ。西の空には、瞼が痛くなりそうな程の夕日。夏らしいといえば夏らしい、いつもの憂鬱な下校風景。

とした。僕の文章にするなら全部捨てる所だが、他の部分との兼ね相も有るし、元の文をなるべく活かし、彼らしさを極力損なわぬ様にした。

尚、他の部分はこうした。

> (ヒロイン)は、その声に立ち止まる。立ち止まり、振り返った。

> まるで、視覚ではとらえられないものを観ているかのように。

>空を染める紅い影と、目前を彩る緑の風景を瞼に焼き付けながら歩いていると、背後からふいに人を喰ったような声が響く。

記述者 strap : 2008年10月08日 02:49

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三国志群雄伝 火鳳燎原 The Ravages of Time

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いわずと知れた、三国志漫画の最高峰です。香港人の陳某氏が香港・台湾の雑誌で連載をしており、世界的な人気が有ります(これはその日本語翻訳版です)。
主人公は司馬懿と燎原火(趙雲)で、三国志物語を大胆なアレンジで描いているところが人気の少年漫画です。史実とは年齢が合わない等、大幅に改変された設定や追加されたキャラクターも沢山いますが、それが気にならない(というよりも、寧ろそこが良い)程面白い漫画だと思います。


三国志 全8巻セット (ちくま学芸文庫)

三国志 ちくまの全訳三国志の文庫版を、セットで売っています。
三国志」は、西晋の陳寿が記した歴史書で、三世紀(つまり三国志の時代に近い年代)に書かれた、正史のうちの一つです(正史は「二十四史」と言う様に、複数存在します。「後漢書」や「晋書」も正史の内の一つです)。この訳本では、裴松之という人によって付けられた注釈も、同時に収められています。
尚「正史」とは、「正しい歴史」という意味ではなく、「ある国家によって認められた歴史書」の事で、三国志は正史の中でも特に評価は高い部類に含まれます。紀伝体という記述方法で書かれており、三国志は本紀(皇帝の伝記と、その治世の記録の事)と列伝のみで書かれています。
主役とも言える曹操の事は、主に魏書の「武帝紀第一」という部分に書かれています。曹操の息子の曹丕が「文帝紀第二」、孫の曹叡が「明帝紀第三」、そしてそれに続く「三少帝紀第四」の四つの部分が、「本紀」の部分です。
三国志演義の主役である劉備は、蜀書の「先主伝第二」、諸葛亮は「諸葛亮伝第五」、関羽や張飛は「関張馬黄趙伝第六」という列伝部分に納められています。
「魏志倭人伝」と俗にいう文章は、魏書(魏志)の「烏丸鮮卑東夷伝第三十」という場所に収められています。
三国志演義三国志演義で面白いのですが、そのモチーフとなった史実を知る為には、先ず三国志を読むのが良いと思います。
読み易い文庫版で、入門用に最適ですよ。


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