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2008年06月16日

経験からの類推と描写力

幸いにして僕には大怪我をした経験がないのですが、作中はアクションシーンを書く関係上、登場人物には大怪我を負ってもらいます。

さて、その事について考えていたのですが、人間経験の無い事を描写するのは苦手だなぁという事です。描写というよりも想像、でしょうか。

例えば自分の生爪を一つ剥がれる所を創造してみましょう。これはそれの痛みを類推できるので、想像しただけで、顔を苦痛に歪めてしまいます。考えただけで、本当に痛いです。
では、片腕が切り落とされる所はどうでしょう?
これがさっぱり痛くないんですね。
腕を落されて痛いと感じれるかどうか、という事はさて措いて、意識がはっきりしている状態で腕が斬られた場合、相当に痛い事は理解できます。大量の失血の為に寒くなるかも知れません。それはわかります。しかし、その痛みや苦しみが、全く現実味が無いんですよね。
これは、腕を落される事に類推できる様な怪我を負っていない事が原因だと思います。

想像にこれ程の差があるのならば、僕は腕を落される痛みよりも屹度、生爪を剥がれる痛みの方を巧く描写できるのでしょうね(事実やってみて、そうだったと自己判断した)。

この様に、経験というのは描写力の為の材料としても、大事な事なんだと理解しました。
かといって、大怪我の痛さを巧く描写する為に怪我を経験したいとは思いませんが。

記述者 strap : 2008年06月16日 01:00

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いわずと知れた、三国志漫画の最高峰です。香港人の陳某氏が香港・台湾の雑誌で連載をしており、世界的な人気が有ります(これはその日本語翻訳版です)。
主人公は司馬懿と燎原火(趙雲)で、三国志物語を大胆なアレンジで描いているところが人気の少年漫画です。史実とは年齢が合わない等、大幅に改変された設定や追加されたキャラクターも沢山いますが、それが気にならない(というよりも、寧ろそこが良い)程面白い漫画だと思います。


三国志 全8巻セット (ちくま学芸文庫)

三国志 ちくまの全訳三国志の文庫版を、セットで売っています。
三国志」は、西晋の陳寿が記した歴史書で、三世紀(つまり三国志の時代に近い年代)に書かれた、正史のうちの一つです(正史は「二十四史」と言う様に、複数存在します。「後漢書」や「晋書」も正史の内の一つです)。この訳本では、裴松之という人によって付けられた注釈も、同時に収められています。
尚「正史」とは、「正しい歴史」という意味ではなく、「ある国家によって認められた歴史書」の事で、三国志は正史の中でも特に評価は高い部類に含まれます。紀伝体という記述方法で書かれており、三国志は本紀(皇帝の伝記と、その治世の記録の事)と列伝のみで書かれています。
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読み易い文庫版で、入門用に最適ですよ。


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