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2008年01月28日

今こんなの書いています

最近自分の仕事で「決まった!」と思ったのは、「kugelblitz」を「雷球」と翻訳した事だろう。一時は「球状電光」と直訳を考えたり、「電球」と失敗しそうになった。実に危なかったと言える。

尤もこの「雷球」という訳、誰かが「fireball」を「火球」と訳したのに着想を得ている訳であるから、大した事無いと言えば、そうなのかも知れない。

相変わらず三国志小説を書いているが、三国志らしからぬ話題を三国志風に進めるのに苦労している。こういった作品は「雰囲気」が重要であるから、そこには気を使ってしまう。
例えばこんな具合だ。

そう。天地は本来渾然とした高温高密度の物体によって構成され、均一な一体の塊りで有った。万物は夸克や軽子等、素粒子の無量大数の組み合わせに仍って構成されて居るが、この物体は現在天為でも構成出来ない組み合わせで形作られて居ったのだ。この原初の塊りを渾沌、若しくは盤古と呼称して居る
今より一百三十六億年程前、渾沌は何らかの刺激に因って膨脹し、今の形に別れた。陰の気が地として固まり、今の形に落ち着くのは、それから四劫の後の事である。畢竟するに、それは僅かに四十六億年前の事でしかない

読んでお解かりの様に、現在の科学知識に基づいて(一部嘘も有りますが)ビックバンについて述べているが、辛うじて雰囲気を保っているとも言えるだろう。
この調子で今後、アドレナリンやドーパミンの説明もする予定である。神経使うし頭痛い。

(08/01/29追記)
「kugelblitz」にはちゃんとした訳が存在した様だ。「球電」と訳すらしい。英語では「ball lightning」。
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』によると、

日本では2004年の夏頃に、福岡県久留米市上空で、青系列の球電が目撃されている。 そのとき同地では、雷雨による大規模停電が発生していた

との事。Will o' the wispやJack-o'-Lanternみたいなものか?

記述者 strap : 2008年01月28日 23:18

コメント

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三国志群雄伝 火鳳燎原 The Ravages of Time

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三国志群雄伝火鳳燎原 9

いわずと知れた、三国志漫画の最高峰です。香港人の陳某氏が香港・台湾の雑誌で連載をしており、世界的な人気が有ります(これはその日本語翻訳版です)。
主人公は司馬懿と燎原火(趙雲)で、三国志物語を大胆なアレンジで描いているところが人気の少年漫画です。史実とは年齢が合わない等、大幅に改変された設定や追加されたキャラクターも沢山いますが、それが気にならない(というよりも、寧ろそこが良い)程面白い漫画だと思います。


三国志 全8巻セット (ちくま学芸文庫)

三国志 ちくまの全訳三国志の文庫版を、セットで売っています。
三国志」は、西晋の陳寿が記した歴史書で、三世紀(つまり三国志の時代に近い年代)に書かれた、正史のうちの一つです(正史は「二十四史」と言う様に、複数存在します。「後漢書」や「晋書」も正史の内の一つです)。この訳本では、裴松之という人によって付けられた注釈も、同時に収められています。
尚「正史」とは、「正しい歴史」という意味ではなく、「ある国家によって認められた歴史書」の事で、三国志は正史の中でも特に評価は高い部類に含まれます。紀伝体という記述方法で書かれており、三国志は本紀(皇帝の伝記と、その治世の記録の事)と列伝のみで書かれています。
主役とも言える曹操の事は、主に魏書の「武帝紀第一」という部分に書かれています。曹操の息子の曹丕が「文帝紀第二」、孫の曹叡が「明帝紀第三」、そしてそれに続く「三少帝紀第四」の四つの部分が、「本紀」の部分です。
三国志演義の主役である劉備は、蜀書の「先主伝第二」、諸葛亮は「諸葛亮伝第五」、関羽や張飛は「関張馬黄趙伝第六」という列伝部分に納められています。
「魏志倭人伝」と俗にいう文章は、魏書(魏志)の「烏丸鮮卑東夷伝第三十」という場所に収められています。
三国志演義三国志演義で面白いのですが、そのモチーフとなった史実を知る為には、先ず三国志を読むのが良いと思います。
読み易い文庫版で、入門用に最適ですよ。


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