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2006年09月13日
赤壁鏖兵 第二回 「中央発令所 七星壇」
『一番から四番迄、魚雷装填完了』
川底を往く周倉は廖淳に報告をする。
ここは赤壁の決戦を見下ろす中央発令所、七星壇。要員二名。
空中線で不可視の電磁波を用い、廖淳は周倉と通信している。これも策士諸葛亮の発明の一つであった。
「注水開始」
『注水開始』
周倉の報告に策士諸葛亮が頷き、廖淳が注水開始の指示を出す。
『一番から四番迄注水完了、全て発射位置』
『注水完了』
「うむ。魚雷発射管、開け」
「発射管、開け」
『発射管、前扉開け!』
『測的検算完了』
周倉と、火器を管制する周倉の副人格の一人が報告をする。
『魚形水雷発射管の開閉を完了』
それを聞き、諸葛亮は厭らしく哂った。
「先ずはご挨拶だ。一番、二番、及び三番から四番迄の魚雷、順次発射!」
それを聞き、廖淳は周倉に指示を出す。
周倉の返事があり……四隻の蒙衝が炎上、轟沈を始める。
「浮上準備を行え」
『浮上用意』
『各区、浮上用意好し』
「上げ舵三十度。圧搾酸素を使用し、浮上せよ。伏竜は「南京」に接触し、戦況を確認した後、爆雷を射出、敵を一気に殲滅せよ!」
伏竜とは、迪斯艾斯瑪琪納及び周倉の秘匿名である。警報三声。
『上げ舵三十度、最大戦速急速上昇。圧力解放。気蓄機、弁戸開け』
『上げ舵三十度、最大戦速急速上昇。圧力解放。気蓄機、弁戸開け』
『対艦焼夷弾、全弾装填開始』
『対艦焼夷弾、全弾装填開始』
『本艇はこれより、「南京」に接触します』
艇の状態を知らせる、猪型自動人形が周倉に各部が好調である事を伝える。
『猪も煽てりゃ樹に上る……哼』
投稿者 strap : 2006年09月13日 23:57
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