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2006年07月30日

「三国志演義」からの引用部分を、岩波訳で

僕の作品、

夏侯惇小説 『元讓出征--「わが諸夏侯曹伝」の中--』

は、「三国志演義 第十八回 賈文和料敵決勝 夏侯惇抜失啖睛」から、幾つか引用している部分がある。ここは原文のまま用いた為、わかりづらいという方もあるかも知れない。

それで、これを今手元にある完訳 三国志(2)から、その該当部分の訳文を抜き出し、ここに記す事とする。

尚、上記夏侯惇作品の感想掲示板はこちら

先ずは

啖睛猛将雖能戦
中箭先鋒難久持
の部分。
これは毎回御馴染みの七言詩の部分で、例えば第一回である「宴桃園豪傑三結義 斬黄巾英雄首立功」には、
英雄落穎在今朝 一試矛兮一試刀
初出便将威力展 三分好把姓名標
などと書かれている。
さて、岩波訳ではこの部分、
睛を啖う猛将よく戦うといえども、
箭に中れる先鋒は久しく持さえ難し。
と訳している。と言うより、下し読みのまま、ですある(汗)

次に

賈文和料敵決勝 夏侯惇抜失啖睛
というタイトルであるが、これは、
賈文和 敵と料って勝を決し、
夏侯惇 失を抜いて睛を啖う。
と、これも下し読みしているだけである。


最後に、

正中夏侯惇左目、惇大叫一声。急用手拔箭、不想連眼珠拔出、乃大呼曰、父精母血、不可棄也。遂納於口内啖之
であるが、これは流石に読み下し文では無い。引用してみよう。
‥‥‥見事に夏侯惇の左目に命中した。夏侯惇はわっと一声おめいたが、、いきなり立った矢を引き抜くと、思いもかけず目のたままでが一緒に抜けてしまった。かれは大声をあげ「父母の血でできたこの目を、捨ててなろうや」とさけぶや、口の中に押し込んでそのまま呑み込んでしまって、‥‥‥


まぁ、訳すとこの様な文になる。僕の作品を読む助けとなれば、と思って引用した。別の訳では調べていない。

投稿者 strap : 2006年07月30日 05:36

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