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2006年06月18日

「英雄と名将の立つ風景」の執筆

先日から「英雄と名将の立つ風景」というタイトルで短く三国志小説の連載を始めている。全八回の予定。参考→新作執筆開始
中学生が辞書無しで読める様なやさしい文章が目標。

「英雄と名将の立つ風景」目次

今四回まで書いて、主役の二人である英雄名将は未だ顔あわせておらぬ。

さて、今回の物語、何と言っても話の中心は華雄である。華雄の強さが化け物的で、とんでもなく強く、皆が頭を悩ませているという話だ。

この華雄、劇中では胸の古傷の為気管に傷害があり、常に咳をしている設定であるが、これに関してはスターウォーズやっと見ましたを参照して戴きたい。
又第二回で、

汜水の関を守る部将、魔人の如き華雄に関しては、正確な情報が伝わっていない。元々董卓の将兵は謎に包まれていたし、今は勝手な任官がなされているから、敵将の官位など解り様も無いのだ。こういった敵は、「不可視の手」の様なもので、実に心許無いと思う。年齢、字が解らぬどころか、「都督の華雄」であるとか、「都尉の葉雄」であるとかと、情報が錯綜しており、連合軍の諜報能力の低さを露呈させている。判っているのは、身の丈九尺の関西人であるという事と、胸の古い矢傷の為、呼吸障害があるという事のみであった。その容貌は、虎の体に狼の腰、豹頭にして猿の臂と評されている。済北国の相鮑信には、鮑韜、鮑忠という二人の弟があったが、この内武勇に秀でた鮑忠も、兪渉より先にこの華雄に一騎打ちを挑み、そして敗れていた。
という記述をするが、これは華雄の名前、役に他説異論がある事に由来する。一応解説しておく。

しかし夏侯惇の出ているシーンになると、意識せず「見る」、「双眸」、「見つめる」、「瞳」といった単語が増える(笑)

記述者 strap : 2006年06月18日 00:15

オススメ三国志

三国志群雄伝 火鳳燎原 The Ravages of Time

三国志群雄伝火鳳燎原 三国志群雄伝火鳳燎原
三国志群雄伝火鳳燎原 2
三国志群雄伝火鳳燎原 3
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三国志群雄伝火鳳燎原 6
三国志群雄伝火鳳燎原 7
三国志群雄伝火鳳燎原 8
三国志群雄伝火鳳燎原 9

いわずと知れた、三国志漫画の最高峰です。香港人の陳某氏が香港・台湾の雑誌で連載をしており、世界的な人気が有ります(これはその日本語翻訳版です)。
主人公は司馬懿と燎原火(趙雲)で、三国志物語を大胆なアレンジで描いているところが人気の少年漫画です。史実とは年齢が合わない等、大幅に改変された設定や追加されたキャラクターも沢山いますが、それが気にならない(というよりも、寧ろそこが良い)程面白い漫画だと思います。


三国志 全8巻セット (ちくま学芸文庫)

三国志 ちくまの全訳三国志の文庫版を、セットで売っています。
三国志」は、西晋の陳寿が記した歴史書で、三世紀(つまり三国志の時代に近い年代)に書かれた、正史のうちの一つです(正史は「二十四史」と言う様に、複数存在します。「後漢書」や「晋書」も正史の内の一つです)。この訳本では、裴松之という人によって付けられた注釈も、同時に収められています。
尚「正史」とは、「正しい歴史」という意味ではなく、「ある国家によって認められた歴史書」の事で、三国志は正史の中でも特に評価は高い部類に含まれます。紀伝体という記述方法で書かれており、三国志は本紀(皇帝の伝記と、その治世の記録の事)と列伝のみで書かれています。
主役とも言える曹操の事は、主に魏書の「武帝紀第一」という部分に書かれています。曹操の息子の曹丕が「文帝紀第二」、孫の曹叡が「明帝紀第三」、そしてそれに続く「三少帝紀第四」の四つの部分が、「本紀」の部分です。
三国志演義の主役である劉備は、蜀書の「先主伝第二」、諸葛亮は「諸葛亮伝第五」、関羽や張飛は「関張馬黄趙伝第六」という列伝部分に納められています。
「魏志倭人伝」と俗にいう文章は、魏書(魏志)の「烏丸鮮卑東夷伝第三十」という場所に収められています。
三国志演義三国志演義で面白いのですが、そのモチーフとなった史実を知る為には、先ず三国志を読むのが良いと思います。
読み易い文庫版で、入門用に最適ですよ。


その他の三国志

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