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2006年04月02日

晋武帝詔王武子弈棋局 補足

晋武帝詔王武子弈棋局 八十三着を補足しておく。
以下は全文、講談社発行の忘憂清楽集からの引用である。

孫策と呂範の対局に次いで、世界で二番目の棋譜が晋の武帝と王武子の対局である。孫策、呂範と同じように、晋武帝が黒、王武子が白というわけである。

晋の武帝は囲碁の熱烈な愛好家であった。呉を討伐する上表が届いたときも、対局の最中であったという。また、王武子は王済の字。王済は才物でその多芸は世に知られていた。

腕前の方は王武子の方がはっきり強い。右上方面43・45・47は手筋である。白83までで打掛けとなっているが、白勝ちの碁形である。白はなかなか強い。

白の打ち回しはなかなか鮮やか、西晋の初代皇帝、武帝が悔しがっている様子が目に浮かぶ。
なお、原本には誤りと欠落がある。白17が二ヵ所ある。白17のところとイであるが、イに打つ必然性は無い。黒70は欠落している。ここに一着必要である。

本局は後代の『適情録』(第十巻正兵部一)に再録されている。『適情録』では、白17、黒70、ともに訂正された図と同じ。ただし、黒74までしか示していない。

本ブログでは図示をしないが、解説の雰囲気を損なわない為に略さずに写した。

忘憂清楽集
忘憂清楽集

投稿者 strap : 2006年04月02日 14:03

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