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2006年03月09日
晋武帝詔王武子弈棋局 八十三着
呉と碁、三国志と囲碁(3)、孫策詔呂範弈棋局図四十三子からと、度々世界最古の棋譜(という事になっている)孫策詔呂範弈棋局図を紹介してきたが、これと同じ忘憂清楽集には、二番目に古いとされている棋譜も収められている。無論後の創作であるとは思うが紹介しておく。
晋武帝詔王武子弈棋局図は、晋武帝こと司馬炎と、その女婿の王武子、つまり王済との対局の図で、白が大きく優勢の形で「共八十三着分局面停」と、八十三子で止めている。武子は王済の字。三国志と囲碁(1)にも書いた様にこの時代、先手は白であり、目下の者が白を打ったとされるから、白が王済であろう。孫策詔呂範弈棋局図で白を呂範とするのと同様の理由である。
三国志と囲碁(2)にも司馬炎と張華の対局のエピソードを書いたが、この司馬炎という人は、碁が好きだったのだろう。しかし(これが本物であるとするならば)特別に巧くは無かった様だ。
そういえば、孫皓が司馬炎に「卿は何故人の顔の皮を剥いだか」と聞かれ、王済のだらしなさを見て「君主に無礼だったから」と答えたエピソードも、司馬炎と王済の囲碁の対局中であった。
尚、この晋武帝詔王武子弈棋局図は、白17が二カ所あり、黒70が欠落している。
投稿者 strap : 2006年03月09日 13:27
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