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2006年02月02日
「三国志小説論」というこのブログサイトについて
自分でも時々勘違いしてしまうのだが、このサイトは「三国志」のブログではなく、「三国志」の「小説化」を論じるサイトである。無論、「三国志小説」は歴史小説の一分野であるから、「歴史」を語る、つまり「三国志」を語る事には当然なるが、それは飽くまでシナリオハンティングの為であって、歴史研究や三国志研究の為ではない。
参考:
三国志の歴史的事実と、三国志小説
グロックという短銃
孫策詔呂範弈棋局図四十三子から
今日改めてそれを思ったのは、つばめ飛ぶ 餌を取りては 子のもとへというブログの歴史家と歴史小説作家の違い‐松浦玲氏の見解‐という記事を見たからだ。このサイトは、「歴史」と「歴史小説」について度々言及されるサイトである。僕とは反対の立場(歴史好きの立場)からこれを述べられるが、実に参考になる意見は多い。
やはり三国志について今後も書いていく事は多いと思うが、このブログは飽くまでも小説の執筆について論じるサイトである事を忘れない様にしたい。
記述者 strap : 2006年02月02日 02:02
コメント
オススメ三国志
三国志群雄伝 火鳳燎原 The Ravages of Time
三国志群雄伝火鳳燎原三国志群雄伝火鳳燎原 2
三国志群雄伝火鳳燎原 3
三国志群雄伝火鳳燎原 4
三国志群雄伝火鳳燎原 5
三国志群雄伝火鳳燎原 6
三国志群雄伝火鳳燎原 7
三国志群雄伝火鳳燎原 8
三国志群雄伝火鳳燎原 9
いわずと知れた、三国志漫画の最高峰です。香港人の陳某氏が香港・台湾の雑誌で連載をしており、世界的な人気が有ります(これはその日本語翻訳版です)。
主人公は司馬懿と燎原火(趙雲)で、三国志物語を大胆なアレンジで描いているところが人気の少年漫画です。史実とは年齢が合わない等、大幅に改変された設定や追加されたキャラクターも沢山いますが、それが気にならない(というよりも、寧ろそこが良い)程面白い漫画だと思います。
三国志 全8巻セット (ちくま学芸文庫)
ちくまの全訳三国志の文庫版を、セットで売っています。「三国志」は、西晋の陳寿が記した歴史書で、三世紀(つまり三国志の時代に近い年代)に書かれた、正史のうちの一つです(正史は「二十四史」と言う様に、複数存在します。「後漢書」や「晋書」も正史の内の一つです)。この訳本では、裴松之という人によって付けられた注釈も、同時に収められています。
尚「正史」とは、「正しい歴史」という意味ではなく、「ある国家によって認められた歴史書」の事で、三国志は正史の中でも特に評価は高い部類に含まれます。紀伝体という記述方法で書かれており、三国志は本紀(皇帝の伝記と、その治世の記録の事)と列伝のみで書かれています。
主役とも言える曹操の事は、主に魏書の「武帝紀第一」という部分に書かれています。曹操の息子の曹丕が「文帝紀第二」、孫の曹叡が「明帝紀第三」、そしてそれに続く「三少帝紀第四」の四つの部分が、「本紀」の部分です。
三国志演義の主役である劉備は、蜀書の「先主伝第二」、諸葛亮は「諸葛亮伝第五」、関羽や張飛は「関張馬黄趙伝第六」という列伝部分に納められています。
「魏志倭人伝」と俗にいう文章は、魏書(魏志)の「烏丸鮮卑東夷伝第三十」という場所に収められています。
三国志演義は三国志演義で面白いのですが、そのモチーフとなった史実を知る為には、先ず三国志を読むのが良いと思います。
読み易い文庫版で、入門用に最適ですよ。