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2005年12月21日
南洋の中島敦
さて、「謀臣の資質」連載の最中ですが、一旦お休みをして、お勧めの本の紹介です。
中島敦はこのブログでも何度も中島敦作品カテゴリー等で語ってきましたが、今回は作品ではありません。
これは表題どおり、パラオ南洋庁の国語編修書記時代の、家族への書簡を集めたものです。殆どは長男向けに書かれた葉書ですね。私人としての中島敦の優しさや人間的苦悩(こっちは作品でお馴染みか)に触れる事が出来る本です。
中島敦には「環礁 ミクロネシア巡島記抄」という作品がありますが、これの元ネタになったと思われる事件が書かれていたりと、興味深く読む事が出来ます。
中島敦のファンの方には是非の一読をお勧めしたい一冊です。
すっかりと失念していたが、今月四日は中島敦の命日である。十四日の討ち入りも忘れていたし、最近は記念日に疎くていかん。
投稿者 strap : 2005年12月21日 06:12
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