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2005年06月06日

人物紹介  鄭泉

さて、自作濃醪は、シナリオハンティング(1)で述べたとおり、キャラクター優先で書かれた作品ですが、主役の鄭泉はあまりにも三国志ファンには馴染みの薄い人物ですので、素直に「呉主伝」からで無く、万葉集の解説書から引用したいと思います。 本来は「万葉集講義」という本から直に引用したかったのですが、発見できませんでしたので、孫引きとさせて戴きます、ご了承下さい。又、引用する「万葉集講義」という書物じたいが、三国志を孫引きしたものである事もお断りしておきます。
以下引用。()内一字。
琱玉集巻十四嗜酒篇に
鄭泉、字は文淵、陳郡の人なり。孫権の時、太中大夫となり、性酒を好む。即ち嘆じて曰く、願はくは三百(百升)の船を得て酒をその中に満てて四時甘(食肴)をもちて両頭に置き、升升を安んじて傍らに在り、減るに随ひて益さば、将に一生を足れりとすべきのみと。死に臨む日その子に刺して曰く。我が死なば窯の側に埋むべし。数百年の後化して土とならむ、覬取りて酒瓶を為らむ獲心願ふと呉書に出ず
という風に、万葉集の解説書で紹介された鄭泉は、三国志ファン以外の所で、実は有名人なのです。超子孫引き、ご容赦でした(笑)

投稿者 strap : 2005年06月06日 00:21

コメント

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三国志群雄伝 火鳳燎原 The Ravages of Time

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いわずと知れた、三国志漫画の最高峰です。香港人の陳某氏が香港・台湾の雑誌で連載をしており、世界的な人気が有ります(これはその日本語翻訳版です)。
主人公は司馬懿と燎原火(趙雲)で、三国志物語を大胆なアレンジで描いているところが人気の少年漫画です。史実とは年齢が合わない等、大幅に改変された設定や追加されたキャラクターも沢山いますが、それが気にならない(というよりも、寧ろそこが良い)程面白い漫画だと思います。


三国志 全8巻セット (ちくま学芸文庫)

三国志 ちくまの全訳三国志の文庫版を、セットで売っています。
「三国志」は、西晋の陳寿が記した歴史書で、三世紀(つまり三国志の時代に近い年代)に書かれた、正史のうちの一つです(正史は「二十四史」と言う様に、複数存在します。「後漢書」や「晋書」も正史の内の一つです)。この訳本では、裴松之という人によって付けられた注釈も、同時に収められています。
尚「正史」とは、「正しい歴史」という意味ではなく、「ある国家によって認められた歴史書」の事で、三国志は正史の中でも特に評価は高い部類に含まれます。紀伝体という記述方法で書かれており、三国志は本紀(皇帝の伝記と、その治世の記録の事)と列伝のみで書かれています。
主役とも言える曹操の事は、主に魏書の「武帝紀第一」という部分に書かれています。曹操の息子の曹丕が「文帝紀第二」、孫の曹叡が「明帝紀第三」、そしてそれに続く「三少帝紀第四」の四つの部分が、「本紀」の部分です。
三国志演義の主役である劉備は、蜀書の「先主伝第二」、諸葛亮は「諸葛亮伝第五」、関羽や張飛は「関張馬黄趙伝第六」という列伝部分に納められています。
「魏志倭人伝」と俗にいう文章は、魏書(魏志)の「烏丸鮮卑東夷伝第三十」という場所に収められています。
三国志演義は三国志演義で面白いのですが、そのモチーフとなった史実を知る為には、先ず三国志を読むのが良いと思います。
読み易い文庫版で、入門用に最適ですよ。


その他の三国志

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