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2005年05月02日
独自に創作した新しい人物の否定
僕にはわからない。三国志の自作小説に、「独自に創作した人物」を沢山出す人が。無論、小説に限らぬのだが。
三国志には、魅力的な人物が腐る程いる。探せば、歴史書には何をしていたかが書かれていない人物も多い。趙雲、黄忠といった、物語で良く知られた人物ですら謎は多いし、想像の余地はある。だのに何故態々と、平凡な人物を創作する必要があるのだろうか。
無論成功している例はあるだろう。
しかしあえて言いたい。
同時代の人物を全て登場させている訳でもないのに、軽々しく登場人物を増やすな!!
と。
尚、僕の呂布シリーズ第一部に登場する人物と役割を一部挙げる。
棗祗‥‥‥東平に赴く陳宮の顧問。
戯志才‥‥曹操軍の天才的軍略家。
李乾‥‥‥曹操軍の猛将。仮司馬の楽進と不仲。
任峻‥‥‥陳宮が中牟の県令をしていた頃、逃亡者を曹操と見抜く功曹。
万潜‥‥‥官吏。
王国‥‥‥官吏。
薛悌‥‥‥官吏。楽進と李乾を仲裁する。
王必‥‥‥荀彧派閥。陳宮と不仲。
侯声‥‥‥荀彧派閥。棗祗と不仲。
袁綏‥‥‥張超から曹操への使者。
董訪‥‥‥「呂布別伝」の著者。
夏侯惇‥‥未だ両目。
まぁ、ニヤリとする人も多いと思う。
でも、馬の名前ならいいかなぁ?
記述者 strap : 2005年05月02日 23:20
コメント
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いわずと知れた、三国志漫画の最高峰です。香港人の陳某氏が香港・台湾の雑誌で連載をしており、世界的な人気が有ります(これはその日本語翻訳版です)。
主人公は司馬懿と燎原火(趙雲)で、三国志物語を大胆なアレンジで描いているところが人気の少年漫画です。史実とは年齢が合わない等、大幅に改変された設定や追加されたキャラクターも沢山いますが、それが気にならない(というよりも、寧ろそこが良い)程面白い漫画だと思います。
三国志 全8巻セット (ちくま学芸文庫)
ちくまの全訳三国志の文庫版を、セットで売っています。「三国志」は、西晋の陳寿が記した歴史書で、三世紀(つまり三国志の時代に近い年代)に書かれた、正史のうちの一つです(正史は「二十四史」と言う様に、複数存在します。「後漢書」や「晋書」も正史の内の一つです)。この訳本では、裴松之という人によって付けられた注釈も、同時に収められています。
尚「正史」とは、「正しい歴史」という意味ではなく、「ある国家によって認められた歴史書」の事で、三国志は正史の中でも特に評価は高い部類に含まれます。紀伝体という記述方法で書かれており、三国志は本紀(皇帝の伝記と、その治世の記録の事)と列伝のみで書かれています。
主役とも言える曹操の事は、主に魏書の「武帝紀第一」という部分に書かれています。曹操の息子の曹丕が「文帝紀第二」、孫の曹叡が「明帝紀第三」、そしてそれに続く「三少帝紀第四」の四つの部分が、「本紀」の部分です。
三国志演義の主役である劉備は、蜀書の「先主伝第二」、諸葛亮は「諸葛亮伝第五」、関羽や張飛は「関張馬黄趙伝第六」という列伝部分に納められています。
「魏志倭人伝」と俗にいう文章は、魏書(魏志)の「烏丸鮮卑東夷伝第三十」という場所に収められています。
三国志演義は三国志演義で面白いのですが、そのモチーフとなった史実を知る為には、先ず三国志を読むのが良いと思います。
読み易い文庫版で、入門用に最適ですよ。