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2005年05月05日
八門禁鎖陣
(「魏の御史中丞、潁川の徐庶、字は元直」参照)
夏侯惇の方も、濮陽での賊との戦いで、参軍戯志才が編出した新防御陣形、「八門禁鎖の陣」について、陳宮に説明をした。 前面に鹿柴にて柵を作り、進行阻止を目的とした巨大な半円形の堅陣を作る。併しその辺を内に折れた鈎形とし、故意に八つの綻びを作り、突破してくる敵を意図的に、陣中央へと誘導。綻びは斗折させつつ細らせ、その侵入量を制限しておいて、騎兵により逆襲する。実に見事であった。「陣地防衛と機動防御を組み合わせた、見事な守護陣形」と、陳宮は戯志才に感服した。というのは、僕の呂布シリーズの一文です。 僕はこの陣形が実在したなら、をテーマとして、「八門禁鎖陣」という作品を書きました。 是非読んで下さい。
ちなみにこの作品のもう一つのテーマは、「戦闘と馬」です。こちらは、「三国志と馬」を参照下さい。
この作品、少し加筆修正しました。
しかし石鞱の名をいれると、何故か文字化けします。
これさえ直れば、徐庶、石鞱、崔州平の仲良しトリオも作品にしたいですね。
作品概要
通俗演義などに登場する妖陣、「八門禁鎖陣」が実在したならば、を書いた架空戦。
又、後の鎮軍将軍、虎威将軍こと趙子龍の、戦闘方法の特徴について。
記述者 strap : 2005年05月05日 23:54
コメント
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いわずと知れた、三国志漫画の最高峰です。香港人の陳某氏が香港・台湾の雑誌で連載をしており、世界的な人気が有ります(これはその日本語翻訳版です)。
主人公は司馬懿と燎原火(趙雲)で、三国志物語を大胆なアレンジで描いているところが人気の少年漫画です。史実とは年齢が合わない等、大幅に改変された設定や追加されたキャラクターも沢山いますが、それが気にならない(というよりも、寧ろそこが良い)程面白い漫画だと思います。
三国志 全8巻セット (ちくま学芸文庫)
ちくまの全訳三国志の文庫版を、セットで売っています。「三国志」は、西晋の陳寿が記した歴史書で、三世紀(つまり三国志の時代に近い年代)に書かれた、正史のうちの一つです(正史は「二十四史」と言う様に、複数存在します。「後漢書」や「晋書」も正史の内の一つです)。この訳本では、裴松之という人によって付けられた注釈も、同時に収められています。
尚「正史」とは、「正しい歴史」という意味ではなく、「ある国家によって認められた歴史書」の事で、三国志は正史の中でも特に評価は高い部類に含まれます。紀伝体という記述方法で書かれており、三国志は本紀(皇帝の伝記と、その治世の記録の事)と列伝のみで書かれています。
主役とも言える曹操の事は、主に魏書の「武帝紀第一」という部分に書かれています。曹操の息子の曹丕が「文帝紀第二」、孫の曹叡が「明帝紀第三」、そしてそれに続く「三少帝紀第四」の四つの部分が、「本紀」の部分です。
三国志演義の主役である劉備は、蜀書の「先主伝第二」、諸葛亮は「諸葛亮伝第五」、関羽や張飛は「関張馬黄趙伝第六」という列伝部分に納められています。
「魏志倭人伝」と俗にいう文章は、魏書(魏志)の「烏丸鮮卑東夷伝第三十」という場所に収められています。
三国志演義は三国志演義で面白いのですが、そのモチーフとなった史実を知る為には、先ず三国志を読むのが良いと思います。
読み易い文庫版で、入門用に最適ですよ。