« 後漢時代の文化、風俗(囲碁編) | メイン | 三国志図書館 図書館祭 »
周倉に関するエントリー
Syndicate this site (XML)
ukiぺであの利用者ページ
mixiキーワード「理路整然」
twitter始めました。
2005年04月08日
魏の御史中丞、潁川の徐庶、字は元直
三国志を書いていると、特に気になる人物がある。
特に短編から中編を書くとなれば、数人にスポットを(特に)絞らねばならず、魅力的な人物を探す事になる。
僕の場合、呂布と陳宮を主役とする事が多く、周りも棗祗、毛玠といった曹操軍の人物や、成廉、魏越、高順、(薛蘭、李封)、侯成、宋憲、魏続、張遼等といった呂布軍の人々になる。
さて本題であるが、三国志図書館に二度、主役となった人がいる(呉書シリーズの主役(というか、狂言回し)である徐平は除く)。それが徐庶だ。
作品自体は、逃亡者と、八門禁鎖陣を読んで戴くとして、彼には主役にしたくなる魅力がある様に思われる。
三国志演義では当然主役級では無く、軍事に優れた男ではあっても、策士諸葛亮を推薦するだけの役回りに過ぎない。何処にその魅力があるのか?
一つは、世間からは差別の目で見られていた人だからであろう。彼は昔無頼の生活をしていた為、学友からは阻害されていたという。崔州平との付き合いも、似た境遇だったからかもしれない。
もう一つは、魏での働きでは、頭角を現すことが出来なかったからであろう。策士諸葛亮は、石鞱と徐庶の位が低い事を聞いて慨嘆したという。我々は劉備の、「無位無官」や、「無冠の帝王」という言葉にロマンチシズムを感じる。実力があってもそれを発揮できない人に、己の身を重ね、共感してしまうのかもしれない。
ちなみに僕の徐庶のイメージは、知的で優しげなおっさん。例えるならば、趙治勲ですって、‥‥‥昨日の続きかよ(笑
記述者 strap : 2005年04月08日 23:16
コメント
オススメ三国志
三国志群雄伝 火鳳燎原 The Ravages of Time
三国志群雄伝火鳳燎原三国志群雄伝火鳳燎原 2
三国志群雄伝火鳳燎原 3
三国志群雄伝火鳳燎原 4
三国志群雄伝火鳳燎原 5
三国志群雄伝火鳳燎原 6
三国志群雄伝火鳳燎原 7
三国志群雄伝火鳳燎原 8
三国志群雄伝火鳳燎原 9
いわずと知れた、三国志漫画の最高峰です。香港人の陳某氏が香港・台湾の雑誌で連載をしており、世界的な人気が有ります(これはその日本語翻訳版です)。
主人公は司馬懿と燎原火(趙雲)で、三国志物語を大胆なアレンジで描いているところが人気の少年漫画です。史実とは年齢が合わない等、大幅に改変された設定や追加されたキャラクターも沢山いますが、それが気にならない(というよりも、寧ろそこが良い)程面白い漫画だと思います。
三国志 全8巻セット (ちくま学芸文庫)
ちくまの全訳三国志の文庫版を、セットで売っています。「三国志」は、西晋の陳寿が記した歴史書で、三世紀(つまり三国志の時代に近い年代)に書かれた、正史のうちの一つです(正史は「二十四史」と言う様に、複数存在します。「後漢書」や「晋書」も正史の内の一つです)。この訳本では、裴松之という人によって付けられた注釈も、同時に収められています。
尚「正史」とは、「正しい歴史」という意味ではなく、「ある国家によって認められた歴史書」の事で、三国志は正史の中でも特に評価は高い部類に含まれます。紀伝体という記述方法で書かれており、三国志は本紀(皇帝の伝記と、その治世の記録の事)と列伝のみで書かれています。
主役とも言える曹操の事は、主に魏書の「武帝紀第一」という部分に書かれています。曹操の息子の曹丕が「文帝紀第二」、孫の曹叡が「明帝紀第三」、そしてそれに続く「三少帝紀第四」の四つの部分が、「本紀」の部分です。
三国志演義の主役である劉備は、蜀書の「先主伝第二」、諸葛亮は「諸葛亮伝第五」、関羽や張飛は「関張馬黄趙伝第六」という列伝部分に納められています。
「魏志倭人伝」と俗にいう文章は、魏書(魏志)の「烏丸鮮卑東夷伝第三十」という場所に収められています。
三国志演義は三国志演義で面白いのですが、そのモチーフとなった史実を知る為には、先ず三国志を読むのが良いと思います。
読み易い文庫版で、入門用に最適ですよ。