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2005年04月08日

魏の御史中丞、潁川の徐庶、字は元直

三国志を書いていると、特に気になる人物がある。
特に短編から中編を書くとなれば、数人にスポットを(特に)絞らねばならず、魅力的な人物を探す事になる。
僕の場合、呂布と陳宮を主役とする事が多く、周りも棗祗、毛玠といった曹操軍の人物や、成廉、魏越、高順、(薛蘭、李封)、侯成、宋憲、魏続、張遼等といった呂布軍の人々になる。

さて本題であるが、三国志図書館に二度、主役となった人がいる(呉書シリーズの主役(というか、狂言回し)である徐平は除く)。それが徐庶だ。
作品自体は、逃亡者と、八門禁鎖陣を読んで戴くとして、彼には主役にしたくなる魅力がある様に思われる。

三国志演義では当然主役級では無く、軍事に優れた男ではあっても、策士諸葛亮を推薦するだけの役回りに過ぎない。何処にその魅力があるのか?
一つは、世間からは差別の目で見られていた人だからであろう。彼は昔無頼の生活をしていた為、学友からは阻害されていたという。崔州平との付き合いも、似た境遇だったからかもしれない。
もう一つは、魏での働きでは、頭角を現すことが出来なかったからであろう。策士諸葛亮は、石鞱と徐庶の位が低い事を聞いて慨嘆したという。我々は劉備の、「無位無官」や、「無冠の帝王」という言葉にロマンチシズムを感じる。実力があってもそれを発揮できない人に、己の身を重ね、共感してしまうのかもしれない。

ちなみに僕の徐庶のイメージは、知的で優しげなおっさん。例えるならば、趙治勲ですって、‥‥‥昨日の続きかよ(笑

投稿者 strap : 2005年04月08日 23:16

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